MIYAZAKI STORIES

児玉 秀和

教育の力で、宮崎の未来を拓く

Hidekazu Kodama

児玉 秀和

ショウライツクール

https://www.shouraitschool.jp/

1970年宮崎県宮崎市生まれ。1996年宮崎大学卒業。地元の塾で経験を積み、2014年6月に「ショウライツクール」を設立し、小中高生向け学習塾および浪人生向け予備校を運営。実家の火災という苦難を経験しながらも、一日も休まず塾を開放し続けた信念の教育者。「只今に生きる」を座右の銘とし、365日いつでも学べる環境提供と正しい勉強法が習得できるまで指導し、一人ひとりの夢を叶えるサポートに心血を注いでいる。

「映像授業」と「コーチング」の融合が
自律した学びを創る

「映像授業」と「コーチング」の融合が
自律した学びを創る

Q:小中高生向けの学習塾「ショウライツクール 」から浪人生向けの「ST予備校」まで幅広く展開されていますが、指導における最大の特徴は何でしょうか?

A: 私たちの指導の柱は、最先端の「映像授業」によるティーチングと講師によるきめ細やかな「コーチング」の組み合わせにあります。現代の子供たちはデジタルネイティブでありYouTubeなどの映像から情報をキャッチアップする能力が非常に高い世代です。そのため知識のインプット(ティーチング)は質の高い映像授業に任せるのが今の時代には最も効率的だと考えています。しかし、映像を見るだけでは成績は上がりません。重要なのは「いつまでに、何を、どのレベルまで終わらせるか」という戦略的な計画管理です。そこで講師の出番となります。私たちは「コーチング」に徹し、生徒一人ひとりの進捗を管理し、モチベーションを維持するための対話を重ねます。かつては「映像授業は良くない」という風潮もありましたが今は映像から学ぶ時代へと完全にシフトしています。ティーチングとコーチングを役割分担することで、生徒が自ら学び、自ら成長する「自律した学習スタイル」を確立することを目指しています。

 

Q:映像授業と講師による対面指導を使い分けることで、どのような効果が生まれるのでしょうか?

A: 成績を上げるためには、適切な「ティーチング」と計画を遂行させる「コーチング」の両輪が必要です。講師が教えることにばかり時間を割くと生徒の学習管理が疎かになりがちです。一方でコーチングを通じて「テストまでにこの授業を終わらせよう」と約束し、実行させることで生徒の学習密度は劇的に高まります。映像授業はあくまで手段であり、その手段をどう使いこなすかを講師がコーチとして伴走する。 この関係性こそが「ショウライツクール」が大切にしている学びの形です。

365日開放。
誘惑を断ち切る「究極の自習空間」

Q:インタビューシートでも「365日いつでも通える環境」を強みに挙げられていますが、なぜそこまで「環境」にこだわるのでしょうか?

A: 学習方法以前に、まず「環境」が整っていなければ勉強は続きません。今の子供たちの部屋はスマホやオンラインゲーム、漫画など、魅力的な誘惑で溢れています。大人に例えるなら目の前にお酒が並んでいる状況で「我慢して仕事をしろ」と言われているようなものです。そんな過酷な状況で子供に「集中しろ」というのは無理な話です。だからこそ、私たちは365日、年末年始も休まずに塾を開放しています。 家が誘惑だらけなら、誘惑が一切ない場所に来ればいい。静寂の中で周囲の仲間が黙々と机に向かっている環境に身を置けば、自然とスイッチが入ります。実際に、コロナ禍で学校が休校になった際も当塾の生徒たちの成績は一切落ちませんでした。逆に上がりました。それは学習を修得するための正しい「勉強法」を知っており、それを実行できる「環境」が常に提供されていたからです。どんなに優れた授業を受けてもそれを定着させるための揺るぎない環境があって初めて学力は向上していくのです。

 

Q:実家が火事になった際も一日も休まず運営されたというエピソードには驚きました。

A: 私にとっては、生徒たちの学習環境を守ることが何よりも優先されるべき使命でし た。「塾生第一主義」を掲げています。だからこそ、私個人が大変な状況であっても、日常の学びの場を維持することが大切だと考えたのです。365日開放し続けるという約束を果たすことは生徒や保護者との信頼関係の根幹です。教育とは単に知識を授けるだけでなく、そうした率先垂範な姿勢や環境を通じて子供たちの「明るい未来」と「子供の将来」を築いていくことだと信じています。

 

「三者面談」がもたらす
「やる気のスイッチ」が入る瞬間

Q:保護者の方々との連携も非常に重視されていますね。「三位一体の法則」とはどのような考え方でしょうか?

A: 私が「三位一体の法則」と呼んでいるのは、塾、保護者、そして主役である塾生の3者がそれぞれの役割を全うすることで初めて、奇跡的な成果が生まれるという考え方です。どれか一つが欠けても、子供の可能性は最大化されません。そのため、当塾では「三者面談」を頻繁に行っています。教えて終わりではなく作戦会議を繰り返す。これは昭和の時代のような一方的な授業重視の指導ではなく「令和の時代」に求められる合意形成に基づいた教育の形です。この「三者面談」で「やる気スイッチ」が入る塾生が多いです。

 

Q:反抗期の子供を持つ保護者にとって第3者である塾の存在は大きいですね。

A:例えば親御さんは「医学部に行ってほしい」と願っているけれど「本人はそこまで思っていない」といったギャップはよくあります。親が正論を言えば言うほど反抗期の子供は心を閉ざしてしまいます。そこで私たちが第3者として間に入り、子供の適正を見極めながら「医学部を目指してみないか」と選択肢を提示します。 かつて全く医学部志望ではなかった生徒がいました。しかし、面談を重ねて親の想いと本人の可能性を丁寧に繋いでいく中で、ある時「パチン」と本人のスイッチが入りました。そこからは凄まじい集中力を見せて見事に宮崎大学医学部医学科に合格。今では宮崎県立宮崎病院で医師として活躍しています。面談という「対話の場」こそが、子供の人生を変える最も重要な瞬間だと確信しています。 親の判断は、いつも正しいと私は思います。それをどのように我が子に伝えるかが勝負です。そのための必殺技が「三者面談」です。

25歳までの努力が、一生を輝かせる土台となる

人生の勝負は25歳までの頑張りで決まると私は考えています。医師免許のように若いうちに努力して得た資格や経験はその後の人生を支える揺るぎないレールとなります。25歳までに築いた差は後から逆転しようとしてもなかなか縮まりません。勉強はあくまで手段ですが若いうちに高い目標を掲げ誘惑に打ち勝って自分を律する力を養ってください。 その努力こそが、あなたの将来を豊かにする最高の財産になるはずです。

25歳までの努力が、一生を輝かせる土台となる